USBリモートパワースイッチ


USBの電源を遠隔制御するモジュールです。 通信線は基板内部で接続されているため、データ通信を行うUSB機器の電源を制御することができます。
制御用のインターフェイスはUSB、Grove(I2C)に対応しています。
また、手動制御用のボタンも搭載しています。

接続例

各部の名称



※モジュールの電源はUSB Micro-Bコネクタ(入力)から供給されます。また、リモート制御用のUSB Micro-BコネクタとGrove互換コネクタの電源はモジュール内で使用されません(GNDは接続されています)。

内容物

販売

販売ページ(スイッチサイエンス)
※販売ページに表示されている在庫数のほかにも、追加の在庫を保有している場合がございます。大量注文や在庫に関する問い合わせはこちらまでご連絡ください。

組立手順

  1. アクリル板(天板・底板)の保護紙を剥がしてください。
  2. 下図のように部品をねじ止めしてください。

通信仕様

仕様

ファームウェアのアップデート

必要なもの

必要なソフトウェア

本製品に搭載しているSTMicroelectronics社のマイコンへの書込み用ソフト"STM32CubeProg"が必要です。 下記のサイトからソフトウェアをダウンロードしインストールしてください。
https://www.st.com/ja/development-tools/stm32cubeprog.html
※本ソフトウェアをダウンロードするためにはmySTへの登録(無料)が必要です。

ファームウェアの書き換え手順

  1. こちらから最新版のファームウェアをダウンロードします。
  2. 製品にUSBケーブルやGroveケーブル等が接続されている場合、全て抜いてください。
  3. ブートローダーモードに移行します。「手動操作用電源トグルボタン」を押したまま、「USB Micro-Bコネクタ(入力)」にUSBケーブルを挿して電源を供給してください。「動作状態LED (黄)」が消灯したままであれば成功です。「動作状態LED (黄)」が点灯した場合、再度操作を行ってください。
  4. 「リモート制御用 USB Micro-Bコネクタ」にUSBケーブルを挿してPCと接続してください。
  5. STM32CubeProgからファームウェアを書き込みます。こちらのページの手順に従いファームウェアを書き込んでください。
  6. 全てのUSBケーブルを抜いてください。

資料

回路図

PDFファイル:schematic.pdf

基板の外形寸法

DXFファイル:dimension_dxf.zip

3D CADデータ

STEPファイル:3d_step.zip


  1. 基本的にPCとUSBで接続すると自動的にUSBドライバがインストールされますが、自動的にUSBドライバがインストールされない場合はこちらのページ下部のCH341SER.EXEをインストールして下さい。 ↩︎