高ドライブ電流型のI2CバスバッファICを用いてI2Cの信号線の許容負荷容量を増加させ、I2C接続のモジュールの通信距離を延長するためのモジュールです。Grove互換コネクタとQwiic互換コネクタを搭載しています。
基板同士は一般的なストレート結線のLANケーブルで接続します。LANケーブルは入手性が良いため、マイコンとGrove・Qwiicモジュール間の通信距離が数m~数10mのシステムを容易に構築できます。
本製品はGrove用I2C通信距離延長モジュール(2個セット)の後継機です。全部品が実装されているためはんだ付け作業が不要になりました。さらにQwiic互換コネクタも搭載しました。基板外形や固定穴の位置は変わらないため、従来品から容易に置き換え可能です。
各部の名称
販売
販売ページ(スイッチサイエンス)
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内容物
- 製品本体 ×2
接続例
30mのCAT6 LANケーブルを用いて通信テストを行い、Fast mode(400kbps)で問題なく通信できました。
仕様
- 通信インターフェース:Qwiic互換コネクタ、Grove互換コネクタ
- I2C 最大通信速度:400 kbps
- 外形寸法:W30 x D45 x H17 mm
資料
回路図
PDFファイル:schematic.pdf
外形寸法
DXFファイル:dimension_dxf.zip
3D CADデータ
STEPファイル:3d_step.zip